サロンで美容師さんに施術してもらったあとのヘアセットの仕上がりって最高ですよね。髪の手触りもそうだし髪型も文句なしに完璧で、自宅に帰ってお風呂に入ったときにシャンプーをするのがもったいないくらいです。
それでも、いつかは髪の毛を洗わないといけませんよね。せっかくキレイにしてもらったのに、いざ自分で洗髪すると数日後には髪の毛がパサパサになってしまったりして悲しい思いをした方もいるのではないのでしょうか。
実は、自宅でシャンプーをする時にも、ちょっとしたツボをいくつかおさえておけば施術後のキレイなヘアを維持することができるのです。今回は、そのための5つの鉄則をお伝えします。
Contents
キレイなヘアを維持するための5つの鉄則
髪の長さやスタイルに関係なく、シャンプー前にはブラッシングを!
洗髪前にブラッシングを行うことで、髪や頭皮に付着したホコリや汚れ、古くなった角質を落とすことができます。また毛髪環境を清潔に整える効果だけでなく、フェイスラインを引き締めてくれる効果もあります。ブラシは動物毛や木製のものがおすすめです。プラスチックのブラシだと静電気が起きて逆に髪を傷める原因になってしまうので注意しましょう。
シャンプー剤を付ける前に、頭皮までしっかりお湯で濡らして髪を予洗いすること。
洗髪をするとなると、まず先にシャンプー剤をつけて髪を洗いたくなるところですが、その前に髪や頭皮をお湯で予洗いします。予洗いが終わったら、シャンプー剤を十分泡立てて、モコモコ泡で髪全体を包んで洗いましょう。指の腹で頭皮の毛穴を意識しつつ、泡の弾力を生かして汚れを浮き立たせてあげるのがポイントです。
すすぎの時も頭皮をマッサージするようにし、予洗いのときよりも時間をかけてしっかりと泡を洗い流してください。
トリートメントは毛先やダメージが気になる部分中心につける。
トリートメントはなんとなく髪全体につけてしまいたくなるものですが、毛先やダメージが気になる部分中心につけるといった風にメリハリをつけて塗布しましょう。ダメージを受けていない根元付近にトリートメントを多くつけてしまうと、髪が重くなってしまい、ボリュームダウンにつながる恐れがあります。
タオルドライはやさしくていねいに。
まず、タオルで頭皮の水分を吸わせます。このときも指の腹をつかってやさしく行いましょう。次に、髪の中間から毛先をタオルではさんで、上から手の平で押さえるようなイメージで水分を取りのぞきます。
間違っても頭皮や髪にゴシゴシと摩擦をかけるのはやめましょう。切れ毛や枝毛などの髪のダメージにつながってしまうのでNGです。
タオルドライ後は必ずドライヤーで髪を乾かし、冷風で仕上げましょう。
タオルドライが終わったら、洗い流さないトリートメントを適量、ダメージの多くなる毛先中心につけます。これは栄養分や水分の補給のためでもありますが、ドライヤーの熱から守るために髪の表面をコーティングするためでもあります。ドライヤーをかける時は、後頭部から頭皮を乾かし、全体的に根元が乾いたら内側に風を入れて乾かします。80%ほど乾いたら、ドライヤーを冷風に切りかえて、熱を持った髪をクールダウンさせましょう。髪がつやつやの仕上がりになりますよ。