安かったのでつい買いすぎてしまった食材、余って腐らせてしまってはもったいないです。
また、時節の野菜を大量におすそ分けいただくなんてこともありますよね。ご好意で分けていただくので、断ることもできないし、うまく活用したいものです。
そんな時、冷凍保存のコツを押さえておけば、長期保存が可能になり、ムダを出さずにすみます。
更に、食材によっては、調理を時短できちゃいます。
しかし、何でも冷凍できちゃうわけではありません。
適した食材を覚えましょう。
そのまま冷凍できちゃう食材
肉 1回で使い切る量にわけ、ラップで包み冷凍。
魚 内臓を取り除き、血合いなどしっかりふき取り、一切れずつラップに包み冷凍。
パン 1個ずつラップに包み冷凍。食べるときは解凍せずそのままトースターなどであたためる。
*コストコなどでパンを大量購入したときはこれに限ります!
ピザ用チーズ
*大袋で買っても使い切れず、冷蔵庫の中でかびさせてしまいがちなピザ用チーズですが、袋ごと冷凍し、使う分だけほぐして取り出せば長持ちさせられます。
カットしてから冷凍したほうがよい食材
大根 皮をむいて、煮物に使うサイズにカットし、ジップロックに入れて冷凍。
*大根おろしにしてから冷凍しても良いです。
ピーマン 縦に2等分し、ヘタ、綿、種を取り除き、ジップロックに入れて冷凍。
玉ねぎ 皮をむき、みじん切りにして、ジップロックに入れて冷凍。
かぼちゃ 煮物に使うサイズにカットし、ジップロックに入れて冷凍。
*かぼちゃは丸ごとなら長期保存可能ですが、一度カットしてしまうと痛みやすいので、カットした残りのかぼちゃや、カットされたかぼちゃを購入したときに冷凍してください。
トマト ヘタをとり、そのままジップロックに入れて冷凍しても良いし、使いやすい大きさにカットして冷凍しても良い。
にんにく 皮をむき、ジップロックに入れて冷凍。すりおろしてから冷凍してもよい。
しょうが 皮をむき、千切り、スライス、すりおろし、好みの状態にして冷凍する。
ねぎ 洗って、しっかりキッチンペーパーでふき取り、みじん切りにし、乾いたキッチンペーパーを入れたジップロックに入れて冷凍。
茹でてから冷凍する食材
ほうれん草 硬めに塩ゆでし、水にさらし灰汁をぬく。しっかり水をきり、キッチンペーパーでふき取り、食べやすい大きさにカットしたほうれん草を、ラップに包み、ジップロックに入れ冷凍。
アスパラ 硬めに塩ゆでし、冷水にさらす。斜めにカットし、キッチンペーパーでしっかりふき取り、ジップロックに入れて冷凍。
ブロッコリー 硬めに塩ゆでし、キッチンペーパーでふき取り、ジップロックに入れ冷凍。
大根、玉ねぎなどは、繊維が壊れるので火が通りやすくなり、調理が時短できます。
霜がつくことを避けるために、キッチンペーパーなどでしっかり水気をきってから保存することが大切です。
冷凍した食材、なんだったっけ?
いつ冷凍したっけ?
付箋も一緒に冷凍しちゃうと解決します!
酸化を防止しより劣化を防ぐためにも、冷凍保存するときは、空気を抜いてサランラップに包んだ状態がおススメです。ただ、この状態で冷凍すると、食材の色、形がぱっと見ただけでは判別しにくくなることも。
また、いくら劣化を防げる冷凍保存でも、安全に食するためには1ヶ月以内に消費したほうが良いといわれています。
冷凍庫を開けた状態で、あれ、これなんだっけ?と悩んでいたら、冷凍庫の温度が上がり他の食材を痛める危険も!
- なるべく空気を抜いてサランラップで包む
→1回で使い切る量ごとに包むこと
- サランラップで包んだ食材を、ジップロックに入れる
- 付箋に、
・食材の名前
・保存した日付
を書き込み、食材と一緒にジップロックの中の見やすい位置に入れる
ジップロックの中に付箋で何が入っているか書いておくメリットは、次のイライラを防止してくれます。
・洗って使い回ししたときややこしいイライラ
・ジップロックがしっかり乾いていないと油性マジックで書き込めなくてイライラ
まとめ
冷凍することで食材は腐敗や劣化を抑えることができ、安く大量購入した食材をムダにすることがなくなります。また、欲しいときに、手軽に取り出せるので、毎日の料理の時短になります。
ただし、安全に食べるためには、1ヶ月以内には消費するよう心がけてください。