毎日のイライラや落ち込み、取れない疲れや眠気に悩んでいる方は多いと思います。
特に女性は毎月の生理でホルモンバランスが乱れがちです。
こういった自律神経の乱れは誰にでも起こります。
きちんと改善法や対処法を心得ておけば毎日を快適に過ごすことができます。
自律神経が乱れる仕組み
自律神経は交感神経と、副交感神経の2種類あります。
交感神経は日中活動しているときや緊張しているとき、ストレスを感じているときに活発になります。
交感神経が活発になると汗が出たり、ドキドキしたり、胃腸の活動を抑制してしまいます。
緊張したりすると胃が痛くなったりする人は交感神経の働きが活発的になっているのが原因です。
副交感神経はリラックスしているときや、食後、睡眠時に活発になります。
副交感神経が活発になると、眠くなったり呼吸が浅くなったり、胃腸の活動が活発になります。
この2つの神経は脳の視床下部から命令されバランスよく働いています。
しかし毎日のストレスが慢性化したり、不規則な生活が続いたりすると危険信号が出て2つの神経のバランスが崩れます。
そうなると体の様々な部分に不調が現れます。
これが自律神経の乱れの仕組みです。
生活リズムを整える
睡眠不足や夜更かしを続けていると血液の流れが悪くなります。
これも自律神経が乱れる大きな原因です。
しかし仕事などで早く寝れないという方も多いと思います。
まずは寝るまでの間に無駄がないか見直していきましょう。
録画したドラマを何本も見てしまったり、ついついゲームをやりすぎてしまったりしていませんか?
ドラマやゲームを完全にやめてしまえば睡眠時間はかなり確保できると思います。
しかし日々のストレスを発散するには多少の娯楽が必要です。
なので、ドラマを見る本数を1本減らしてみたり、ゲームを時間を決めてやればそこまで夜更かしにはならないはずです。
無理に睡眠時間を作るのではなく少しずつ作っていくことが、ストレスをかけずに規則正しい睡眠を取れるコツだと思います。
考え方を変えてみる
ストレスがかかりやすい人の特徴として多いのは、他人の目を気にしやすかったり感情の処理がうまくできなかったりすることです。
例えば職場で苦手な人がいる場合です。
一度苦手意識を持ってしまうとそれを変えることは簡単ではありません。
苦手意識を持ったことで嫌な部分しか見えなくなってしまいます。
簡単なことではありませんが、一度苦手という感情はおいておきましょう。
そしてもう一度その人の観察をして1ついいところを見つけてみると、苦手意識が薄まるかもしれません。
それをきっかけに共通の話題が発見できる可能性もあります。
全てをマイナスにとらえず、見方を変えてみればストレスの軽減につながるでしょう。
まとめ
自律神経の乱れは誰にでも起こりうることです。
しかし誰にでもできる改善方法があります。
生活習慣を整え、適度な運動と健康的な食事で心と体を健全に保ちましょう。